コメディ・ライト小説(新)

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私の当病モノガタリ
日時: 2025/03/02 15:18
名前: タケカワヒモリ (ID: lCrzzWFh)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=14108

初めてのコメディ・ライト小説です!

Web小説には慣れていないので、更新がおくれてしまうことがありますけど、読んでいただけたら嬉しいです!※短編小説です。

〈タケカワヒモリとは?〉
小学2年生のころから小説を書き続けてきた日本の女性。今まで、「キミとボクとで、はんぶんこ」や「いじめ日和」などの人気作を書き続けてきた。その内容は、読者に読みやすくするために、登場人物の簡潔化など、さまざまな工夫を行っている。

〈目次〉
第1話 私の病気
第2話 そして・・・
第3話 リハビリ生活
第4話 再発
第5話 それでも・・・
第6話 あれから1年・・・

〈前書き〉
まだまだ初心者なので、暖かい目で見守ってくださると嬉しいです。

第1話 私の病気 ( No.1 )
日時: 2025/03/02 15:55
名前: タケカワヒモリ (ID: lCrzzWFh)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

※このお話はフィクションです。実際とは関係ありません。その為、この体験談も架空のお話です。

みなさんは、病気というものを知っていますか?
このお話は、私が前に体験した出来事です。

「よしよし」
昔、とあるきっかけが起こったため、私と子供の2人で暮らしていました。

そして、この子は夢乃。私の子だって自慢してやりたいくらいに可愛い女の子です。

まだ、妊娠したばかりで、色々と慣れない部分はありましたが、
この子が生まれてきてくれて、本当によかったなと思っています。


私は、この、とても幸せな日々がずっと続いていくものだと思っていました・・・。


(うっ・・・また・・・)
1週間ほど前から、お腹のあたりが痛み始めました。
ただ、このときは単なるつわりだと思って、薬を飲んで過ごしてきていました。
しかし、まったく効果はなく、それどころか痛みの範囲が広がってきているような気がしたんです。

でも、思ったんです。
もし、ここで私が駄目になったら、誰がこの子の面倒を見るんだって。
なので、病院には行けませんでした。ここで倒れる訳にはいかなかったんです。

それに、もし病院に行って、癌とかだと言われたらと思うと、すごく嫌だったんです。


そのまま、再び1週間が経ちました。
色々と物を準備しなければならなくなり、必要な物を買いに、お店へ行きました。
とりあえず、逃げ出したりしたら怖いので、夢乃はお留守番をさせておきました。

(ううっ・・・)
私は、お腹の痛みを感じてはいましたが、それでも我慢し続けました。

苦し紛れに歩いていると、楽しそうに笑っている家族やママ友たちの声が聞こえてきました。
その声は、私にとっては苦痛でしかありませんでした。

他の人が笑っているのを聞いていると、いま苦しんでいるのは自分だけなんだと思い、余計に苦しくなってきました。

(あれ・・・目の前が・・・)
段々と、視界が薄れてきました。体もふらつき始めました。
(まだ・・・買い物おわってないのに・・・)
私は、その場で倒れてしまいました。


しばらくの時間が経ちました。
私が目を覚ました時には、病室に居ました。

ああ、やっぱりこうなってしまった・・・。

病院にだけは行きたくなかったのに、それなのに・・・。

(はっ・・・夢乃は・・・!?)
とまどっている私に、そっと看護師さんが声を掛けてきました。
「大丈夫でしたか?」
「うちの子は・・・うちの子はどこにいるんですか!?」
私は必死に聞きました。

もう誰でもいいから教えて欲しい。

きっと、当時の私は平常心を保つ余裕もなかったのでしょう。
「落ち着いてください!別室で管理していますので、大丈夫ですよ!」
看護師さんは優しく接してくれました。
こんな私でも優しく接してくれるのかと、私は心の中で感激してしまいました。

「そうですか・・・」
なんでかは分からないけれど、この看護師さんの声を聞いていると心が落ち着く。
なんか耳馴染みがあるというか、すごく懐かしい感じがしました。

私が聞きほれていると、いかにも院長のような男性が、こちらに向かって歩いてきました。
そして私を見るなり、こう言ってきました。
「おはようございます、私さんですね?」
「はい・・・」

私は、この際なので、詳細を聞こうと思いました。
「あの、私が倒れた原因って、何なんですか?腹痛と関係はありますか?」
彼の顔が急に険しくなりました。
その顔からして、あまりいい話ではなさそうだと悟れました。
「私も、今からそのことについて、話そうと思っていました。よく聞いてください。あなたは、大腸がんという病気に感染しました」
そう言われた瞬間、私の頭の中にさまざまな不安が浮かんできました。

(癌だった、どうしよう・・・。そうだ夢乃は、夢乃はどうなっちゃうの・・・?)

初めて癌になった不安が、私の心を潰すかのように押し寄せてきました。


私と夢乃は、これからどうしていけばいいの・・・?


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