コメディ・ライト小説(新)

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裏ワザ使って魔法を貯めていきます
日時: 2025/05/30 05:39
名前: 星郁代 (ID: lCrzzWFh)

 皆様、ご機嫌いかがでしょうか。
 以前まで「小説家になろう」で活動しておりました星郁代と申します。
 宜しくお願い致します。

>>1実は魔法が使えます
>>2スカート捲りは極秘の技

実は魔法が使えます ( No.1 )
日時: 2025/05/29 19:25
名前: 星郁代 (ID: lCrzzWFh)

 晴れた日に、建物に囲まれた狭い草原の中に居たのは小学生くらいの濃い青髪をした男の子だった。

(ここなら使える)

「魔力探知!」
 男の子が目を瞑りながら、そう喋ると、周囲にあった草に風が一気に吹き渡ったかのように、男の子と反対方向へと動いた。

 ない、ない、ない、ない……!!
 こんなに魔力探知が上手くいかないことは初めてだ。

 魔力探知とは、そこら辺にある魔力を探知できる能力。
 魔力とは、人間の目には見えないが、そこら中に集まっている。

 ただ、最近では環境破壊により魔力が少なくなっている。
 魔力の住む場所は主に草。だから草の所に、いっぱい魔力が集まる習性がある。
 しかし、こうして建物やらが建てられてしまうと、魔力の住む場所は無くなってしまう。
 そして特に今日は調子が悪い。いつもなら少しは見つけられるはずの魔力が、今日は全く見つからない。

「手こずっているようだな」

「誰だ!?」
 男の子の心を探るように喋った、その声はとても低かった。

 魔力探知を続けていたはずなのに、こんな人間も探せないなんて……!

 背の高く白髭をした人物は、こちらを見てニヤリと笑った。
「大丈夫、僕は怪しい者なんかじゃないよ。ねえ、それより君、魔力探知、上手くなりたくない?」

「え、だって……魔力は年々、減少してるんじゃ……」

「そうだよ。だからこそ、魔力を摂取しにくくなった我々には、魔力を上げる為の裏ワザが必要だと思うんだ」

「裏ワザ……?」

「そうさ。その裏ワザを使えば、君も私のように魔力を高く出来るよ」
 そう言われ、男の子は、はっとなった。

 そうか。この人は魔力が高かった。だから自分の低い魔力探知じゃ探せなかったんだ。

 ここで従えば魔力を貯めていけるかもしれない。

「お願いします!」
 男の子は素早く頭を下げる。

「よし、じゃあ、まずは、その辺に居る女の子のスカートをめくってみるんだ」

「え?」

「だから、その辺に居る女の子のスカートを……」

「そんなこと出来る訳ないですよ!! ちゃんとした方法を教えてくださいよ!!」

「ちゃんとした方法だよ。これが裏ワザなのさ。簡単だろ?」

「簡単とか、そういう問題じゃないでしょ!!」

「裏ワザなんだから仕方ないよ。もしかして出来ないの?」

 なんて酷い裏ワザなんだ。
 いや、裏ワザ自体、やっていいことではないけども。

「……やります」

 魔力を貯められるなら、それでいい。
 魔力を出来るとこまで貯めていきたい。

 そんな思いもあって、男の子は言ってしまった。

スカート捲りは極秘の技 ( No.2 )
日時: 2025/05/30 05:53
名前: 星郁代 (ID: lCrzzWFh)

「あ、ちょうどいいところに女の子がっ!」
 背の高く白髭をした人物は、そう言った。

 その女の子は、黒髪は長くオシャレな格好をしていてミニスカートを着ていた。
 この辺では、あまり見かけない顔だ。

「あの……魔力使っても、いいですか……?」

 直接やるよりも魔力を使用した方が、精神的にも安全だ。

「何を言ってるんだ!! 魔力を摂取するのに使用してたら、意味がないだろ!!
大体、それじゃ、ただの魔力吸収と変わらない!!」

 魔力吸収とは、魔力を吸収する能力だが、魔力吸収には様々な種類がある。
 その一つが、今回の裏ワザだ。

 この裏ワザは、特殊な行為をすることにより、魔力吸収の時の魔力が倍に上がる。
 そこに魔力を使用してしまっては、プラマイゼロという訳だ。

「さあ、早くやらないと行ってしまうぞ」

「いや、でも……」
 初対面の人にやるなんて、よほどの勇気がないと無理だ。

「仕方ないな、それっ!」
 彼は、男の子の背中を押し出した。男の子は押し出され、女の子の真後ろに立つ。

 今だ……!!

 ずばっ!!
 そのまま女の子のスカートを、一気に捲り上げた。目の前に黒いパンツが見える。

 出来たという快感がきて嬉しかった。

 その後、女の子はすぐにスカートの後ろを隠し、こちらを振り向いた。
 男の子は当然のように顔を叩かれた。


「いててっ! でも、これ凄いですね……本当に魔力が貯まった気がします……そうだ、貴方のことを先生と呼ばせていただけませんか!」

「勿論いいよ。これからも、もっとスカート捲りをして魔力を集めるんだよ」

「はい、先生!」

 二人はこうして、仲良くなったのだった。


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