コメディ・ライト小説(新)

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青春の一コマ
日時: 2025/06/30 01:09
名前: くろ (ID: Bxd3boo8)

ウザい。そんなしょーもない感情からこの物語は始まる。

「やめろって!」
僕、前原悠助マエハラユウスケ長谷川里ハセガワサト桜山杵サクラヤマキネの二人。いわゆるいじめっ子にイタズラをされて怒っていた。
「うるせぇ」
里はそう言い僕のことを煽る。
「お前こそうるせぇよ!」
「お前の存在がうるさいんだよ」
「はぁ…」
相手をするのもめんどくさい奴とくだらない言い合いをした悠助がため息をつくと後ろから誰かに声をかけられた。
「大丈夫?」
振り向いて誰の声かを確認するとその声の持ち主は幼馴染の高山茉莉花タカヤママリカだった。
「え!うん!大丈夫だよ!?」
突然の来客に僕は動揺を隠せない。
「ウェーイ!カップルー!」
「ヒューヒュー!」
里と杵が僕達を煽る。僕は茉莉花を小馬鹿にされたのが許せなかった。そして僕はワントーン声を下げて言った。
「ふざけるのも大概にしろよ?」
僕のガチトーンを聞いてヤツらは教室の机にぶつかりながら逃げ出す。
「なんかごめんね……」
このことをきょとんとした顔で見ていた茉莉花は少し顔を赤らめて言う。
「なんで?」
単純な疑問をそのまま口にする。
「迷惑かけたかなって……」
「そんなことないよ!」
そう言って慌てて茉莉花を制止する。

キーンコーンカーンコーン……
そう言ったところでチャイムが鳴り響いて授業が始まった。


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