コメディ・ライト小説(新)
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- 異世界転生したんですけど、何事ですか?
- 日時: 2025/07/02 00:51
- 名前: 茜そら (ID: qZXNCSUo)
- 参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=14156
_爽やかな風の音がする。
_さっきまで家にいたというのに。
_これは夢の中なのかと勝手に思うことにした。
_最近は仕事関係でストレス溜まってたもんなぁ〜。
_主に上司のせいだけど。
_これは夢の中なのかと勝手に思うことにした。
_最近は仕事が忙しかったし、
_夢の中くらい、ゆっくりしてもいいよね。
_現実で寝て夢で寝てなんて…
_あまりにも自堕落すぎるわね。
_今の私を見たらお父さん
_きっとカンカンだわ。
「でも夢の中だから関係ないわよねぇ…。」
そう呟き
その場で寝返りを打つ。
すると鼻に土の香りと、
青々しい草の香りが通り抜ける。
_リアルな感触ね…
_こんな夢ひさびさにみたわ。
_って、あら?
「ここは…どこ…?」
目を開けるとそこは草木が生い茂った、森の中のようだった。
奥は暗く見通せないが
木々の隙間からの太陽の光で
近くの様子は感じ取れないことはなかったのが幸いだ。
_日本にこんなでっかい森あったのね…
_でも、私森に来た記憶なんてないわ。
「ん〜。でも合コン帰りに酔っ払ってここまで来た可能性はあるわね」
「とりあえず人気があるところに行きましょう。」
立ちあがろうとふと足元を見た時
自分が昔の外国の
町娘のような衣服を見に纏っていることに気がついた。
- 2話: 異世界転生したんですけど、何事ですか? ( No.1 )
- 日時: 2025/07/04 17:16
- 名前: 茜そら (ID: W0MEbhZQ)
- 参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no
異世界転生したんですけど、何事ですか?
爽やかな風が吹き
木々の隙間から木漏れ日が降り注ぎ
沢山の草木が生命を受けている静かな森の中
1人の女性が自身の自分の衣服を眺め
自身の頬をつまんでいた。
「…いひゃい。」
_夢じゃ無いみたい…。
_こんな服買った覚えがないし
_家にあったらきっと記憶に残ってると思う。
「だからこそ…この服がなんなのかっていうね…。」
_いちばん近いとしたら…あの…
「【元世界最強歴史的大魔法使い】が魔法学校で記憶を取り戻したので無双してみたら爆モテだった。の主人公の妹の
お気に入りの服がこんな感じだった気がするわね。あの服あの世界での流行りだったらしいし…
あ、もしかしてここ、モトムソ(界隈での略称)の世界!?
ここがモトムソの世界だとすると、推しに会える!!!!!
異世界転生とか嬉しい!会社でいっぱい頑張ったからかしら。神様からのご褒美ね、きっと!!」 ここまで一息
「ふぅ」
「…あ」
女性の話がぴたりと止まる。
「私…しんだってこと…?」
_でも…そんな覚えない
_テンプレのようにトラックに撥ねられたりなんかしていない。
「しぬ前の記憶が無くなってるのかしら…?」
「それ以外の記憶はあるし…。」
「…よしっ。」
女が気合いを入れるため
両手で自身の頬を叩く。
「しんだ可能性が確定なわけじゃない!」
「元の世界に戻れるように頑張らないと、」
「私は前向きな性格なのは昔から褒められていたし、」
「この世界で頑張るぞー!えいえいおー!」
_あ…
「一旦森から出ないと…。か。」
森の中に女の声が寂しく響く
これから女… {もとい「如月鈴」ここからは鈴と記すことにする。}
はこの世界で生活し
元の世界に戻ることはできるのか?
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