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コメディ・ライト小説(新)
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- ぼっち旅
- 日時: 2025/08/05 11:05
- 名前: くろ (ID: Bxd3boo8)
みなさんこんにちは。刀持剣也です。
今、僕は、異世界に転生しました。ここは、どこですか?
虚空に向かってそんなことを問う。スマホはある。服もある。記憶もある。
スマホを見てみると異世界のものなのか警察の番号が書いてある。
「1、0、2、0……」
そう呟き着信ボタンを押してみる。
それにしてもお腹が空いた。ブラック労働で1日近く何にも食べてなくて同僚としてラーメン屋に行く途中にトラックに轢かれてしまったのだ。あぁ、思い出したくもない。
そんなことを思っていると警察が電話に出た。
「もしもし警察ですか?死にかけてて、山で!お腹減ってて!」
「はいはい、すぐ行きますー」
好印象な青年が優しくそう言ってくれた。
「ありがとうございます!」
そう言ったところで電話を切られた。
助かった〜そんなことを思って警察を待つ。
「警察はいいなぁ……警察は………」
そう言ったところでヘリコプターが見えた。それも、安定はしていなく、火も吹いている。墜落しているのだ。
「ねぇー!待って!!大変なことが起きてるって!」
やっと警察の助けが来たと言うのに最悪だ。
状況確認のために墜落したヘリコプターの方向へ歩く。だが30歩くらい歩いたところでふと思う。
「あ、ヤバい、これ死ぬわ。」
過労もあってお腹も空いて、そしてこの絶望。身体が耐え切れなかったのだろう。
「あああああああああ」
狂乱状態になる。生きたい…もっと……
「大丈夫ですか?」
そう声をかけられる。あぁもう幻覚が…と思う。
ブーーーーンそんな音と共に体が揺れる。また、しばらくすると周りが騒がしくなってきた。
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