ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re:   一枚の花弁を捧ぐ ———— ( No.34 )
日時: 2009/07/06 21:31
名前: 海 ◆vCYmhrg2DI (ID: 6.Riuk1k)

※ No.12 の続きです。







父の残した資料には、名称が書かれていない。


事件では起きた出来事、未来の事ではその状況しか書かれておらず、政治関連でも同じ事が言えた。名前、国名や場所は書かれていない。


一番知りたい所が抜けていた。———いや、あえて書かなかった様にも見える。



『 全ての NO.12 が集まった時、世界は変わる 』



ふと、父の言葉を思い出した。


確かに、ここに書かれている事が全て事実であれば、世界を変えられる位の大事だ。


だが、やっぱり分からない。


何故、こんなものを調べたのか?


何故、こんなものを残したのか?


そして一番の謎は、調べた理由だ。


こんなもの調べてどうするつもりだったんだ?


本当に、世界を変えようとでも思ったのだろうか?









——————まだ、この時は分からない事が沢山あった。


・・・・・今考えれば、分からない方が幸せだと思う。


だが、事実を知らなければならない。


これは父の残したメッセージであり、私の義務だったのだ。


でも、「知る」か「知らないか」は貴方しだい。




 貴 方 に は 知 る 勇 気 が あ り ま す か ?


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とりあえず No.12 は此処まで。これからは真実編みたいなものですね(え
・・・・はぁ←
意味不明って疲れますよね(おい

あっ、参照200越えてる!やったー(は
これは読者様のお陰です。ありがとうございます。
短編で意味不明でいつも駄目ばっかですが、これからも何とぞ宜しくお願いします。