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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 双 子 虐め *連続暴力事件編10話あぷ* ( No.116 )
- 日時: 2008/10/30 19:16
- 名前: 紗柚 ◆2i1aDyAF9Y (ID: Yv69928E)
- 参照: ■:;;:* 双子の妹が虐めのターゲットを考えた。そのターゲットは、———双子の姉。 *:;;:■
*11
そして、日が差してきた。
詩胡は日差しが眩しかった為、むくりと起きた。
「あり?看護師さん、私どうして…?」
「憶えてないのですか?音月さん、屋上から落ちたのですよ?」
看護師さんが説明する。
「あ、有り難うございます…」
詩胡はぺこりと頭を下げた。
「そうだ、私は明亜の後を追って…って、明亜は!?」
詩胡は、昼までそんな事を言っていた。
*
「詩胡!!来たよ!」
「め、明亜!?生きてたの!!?」
前までと違う、詩胡の態度に皆吃驚している。
「詩胡…っ」
「俊介…?」
「お前っ…もしかして、記憶が戻ったのか?」
琉牙が質問する。
「そうだよ♪」
詩胡はにっこり笑って答える。
「よ、良かった…」
明亜はホッとしている。
「じゃあ、退院だぁ♪」
詩胡は喜んでいる。
そして、2週間後、退院して、そのまた1週間後に犯人が見つかったそうだ。
つまり、詩里の事である。
詩里は先生に長くキツイ説教を聞かされたらしい。
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