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Re:  双 子 虐め *文化祭編5話あぷ* ( No.137 )
日時: 2008/10/31 17:58
名前: 紗柚 ◆2i1aDyAF9Y (ID: Yv69928E)
参照: ■:;;:* 双子の妹が虐めのターゲットを考えた。そのターゲットは、———双子の姉。 *:;;:■

*6


「詩胡ちゃん!そうだな、コーヒーくれるか?」

「はい!」



詩胡も大分慣れてきたらしく、笑顔で言った。




「ヤベッ…あの子、可愛すぎる…」



祐二は、詩胡の背中を見て言った。



「はい!コーヒーです♪」



詩胡はすぐ戻ってきて、コーヒーを置いた。



「ありがと♪詩胡ちゃん!」



そういって祐二は、詩胡の頬にキスをした。



「にゃあっ!!?」



詩胡は顔を真っ赤にしている。



「あの野郎ッ…!!」

「…何詩胡にッ…」



俊介と海斗は裏で見ている。

そして、今にも殴り込みに行きそうなぐらい、真っ黒なオーラを出していた。



「コラ。止めろ」



気づいた琉牙が止める。



「琉牙は、アレをジッと見とけっつーのか」

「…お前、此処で暴れたら台無しだろう?」




琉牙は呆れたように言う。



「そうだな…」



俊介は納得。

海斗も渋々納得した。



「はぁ、疲れた…アレ?詩胡は?」

「彼処だ」



戻ってきた明亜は俊介達に聞くと、俊介は指さした。

それを見た明亜は、ズンズンと祐二に近づいて行った。

そして、その後を追って、俊介、海斗は走っていった。