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*２


「…海だぁッ！」



詩胡の周りには海が広がっていた。



「じゃあ、男子はあっち、アタイ等はコッチで着替えるから」

「じゃあな！」



詩胡達は分かれた。



*



「あ♪可愛いやん詩胡！」

「明亜こそ！」



詩胡は白色のワンピース系の水着。

明亜は黒ビキニ。



「さ、待たせない内に行こうか」

「おっけ〜」



*



「…止めろっつの」

「え？いいじゃ〜ん」



そんなこんなで詩胡達は今。



絡まれています。



「っ！は、離して下さい！」

「固い事言わないで〜？」



詩胡の腕に男の手が引っ付く。



「オイ!!止めろよ、それ俺の連れ!!」



其処に出てきたのは。



　　見知らぬ男の子だった。