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【転校生編】
*１


「今日は転校生が２人いる」



先生の合図と共に、転校生が来る。

１人はショートカット、もう１人はお団子だ。



「藤堂　詩音でっす!!宜しくなッ!!」

「藤沢　奈央です。宜しくお願いします!!」


「藤堂詩音って…」

「「藤沢奈央って…」」



自己紹介が終わった後、詩胡、明亜、詩里が席を立つ。



「「「奈央/詩音!!?」」」

「え、詩胡さん!?」

「め、明亜!!!?」



感動の再会。

…と言いたい所だが、奈央と詩里は最悪の関係にあたる。



「あらぁ〜、奈央？何でこの学校に来たのかしらぁ〜？」

「…そ、そっちこそ、何でこの学校に居るんですか！」



奈央は昔、詩里に虐められていた。

その時奈央側に着いたのが、詩胡だった。

そして、奈央と詩胡は仲が良くなったのだ。



「奈央、元気だった？」

「はい。御陰様で」


「詩音!!久しぶりやなぁ!!」

「明亜ぁ!!!久しぶりだなあ！」



此方でも、再会を分かち合っていた。

詩音は昔、自殺しようとしていた。

その時、友達だった明亜が止めてくれた。

それで、明亜と詩音は親友になったのだ。



「じゃあ、藤堂は月宮、藤沢は音月妹が世話係…っていう事でいいか？」

「「はい/OKや」」



そして、１時間目は自己紹介をしていた…。