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*２



「ねぇ、奈央。…今でも、詩里の事嫌い？」



詩胡の突然の質問に、奈央は吃驚していた。



「はい。嫌いですよ。というか、大嫌い」

「それなら…詩里、虐めない？私、虐めてるんだ」

「良いですよ!!」



奈央は笑顔でOKした。

詩胡もつられて笑顔になる。



「良かったぁ…じゃあ、また後でね」

「はい!!」



詩胡と奈央はこうして別れた。



「やっぱ、詩胡さんは違うや。












　　　　　　　　　…あの、詩里とは」




詩胡と別れた後、奈央はフフ、と笑っていた。