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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 双 子 虐め *夏休み編4話あぷ* ( No.289 )
- 日時: 2008/11/15 16:28
- 名前: 紗柚 ◆2i1aDyAF9Y (ID: Yv69928E)
- 参照: ■:;;:* 双子の妹が虐めのターゲットを考えた。そのターゲットは、———双子の姉。 *:;;:■
*6
「んん?彼奴…」
今度は海斗が何処か遠くに目をやった。
「どうかしたの?」
「いや…え?うーん…」
詩胡が心配をするも、海斗は曖昧なのでよく分からない。
「…試しに呼んでみるか。おーい、涼斗ー?」
「ん?…海斗か?」
海斗がある男の子を呼ぶと、その男の子は走って海斗の方へやってきた。
「あ、やっぱ…涼斗じゃん」
「おー、久しぶり」
涼斗と呼ばれた男の子は海斗とハイタッチをした。
「あのー…誰?」
「ああ、此奴は経郷涼斗。俺の友達」
海斗の説明に納得し、詩胡は涼斗の方へ近寄っていった。
「音月詩胡です。宜しくね」
「…ああ、宜しく」
詩胡が宜しく、というと涼斗はぶっきらぼうに言った。
まあ、そこは涼斗がクールだから、という事なのだが。
「ま。涼斗も一緒に遊ばね?」
「…良いけど?」
そんなこんなで涼斗も加わり、海へ行く事になったのであった。
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