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Re:  双 子 虐め ( No.29 )
日時: 2008/10/24 16:17
名前: 紗柚 ◆2i1aDyAF9Y (ID: Yv69928E)
参照: ある双 子の妹は、虐めを始めた。ターゲットは 双 子 の姉—————?

【修学旅行編】

*1



ある晴れた日。

この日は、修学旅行の説明会だった。



「今日は、修学旅行について、説明します。班や、部屋等も決めるので、てきぱき進めましょう」



先生の話が終わり、委員長の琉牙と、副委員長の詩胡が前に出る。



「では、今から班を決めます」

「じゃあ、まず女子と男子に分かれて女子は2人、男子は3人のペアを作ってくださーい!」



詩胡が喋り終わった所で、女子と男子は一斉に集まりだした。



「うーたうッ!!一緒になろーな♪」

「もっちろん♪」



詩胡は勿論明亜と。

因みに奈央は、詩音となったと言う。



「おい、俊介!!」

「一緒になろーぜ!」



俊介は色んな人からなってくれ、と言われたが、結局春日と海斗でペアになった。

因みに琉牙は隼人と雛口 流星(Hinaguti Ryu-sei)という男子となった。



「じゃあ、次はこのクジを各ペア代表者1人が引きに来て下さい」



琉牙の声で一斉に引き始める。



「えっと、私達は1班…」

「1班…俺等じゃん!?」



詩胡達は俊介達と同じの1班。

琉牙達は2班で奈央達となったらしい。



「じゃあ、次へ部屋割り!!部屋割りは、各班二部屋。男女分かれるよ〜」

「まー適当で良いだろ」



琉牙はそう言って黒板に書き始めた。

因みに、

詩胡、明亜…202号室  俊介、春日、海斗…201号室  琉牙、隼人、流星…203号室  奈央、詩音…204号室


…という感じになった。



*



「———じゃあ、これで説明は終わりです。解散!」



先生が解散の合図をした後、周囲は騒ぎ始めた。



「詩胡ちゃんとなれなくて残念…」

「え、でもお前は天野だろ?まだマシだって!」

「だよな〜、だってさ、音月姉となった奴、可哀想じゃね?」

「…俺なんだけど」

「あ、スマン!!」



男子の方からはこんな声が。



「あーあ、俊ちゃんとなれなかったぁ〜」

「まーいいっしょ?アンタはさ」

「確かに!!アタシなんて大沢だし!!」

「え、マジ〜?」



女子からはこんな声が。

因みに大沢とは大沢 優太(Oosawa Yu-ta)のことで、かなり気持ち悪い人として評判だ。


そんなこんなで、説明会は終わった。