ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re:  双 子 虐め *修学旅行編4話まであぷ* ( No.35 )
日時: 2008/10/24 19:01
名前: 紗柚 ◆2i1aDyAF9Y (ID: Yv69928E)
参照: ■:;;:* 双子の妹が虐めのターゲットを考えた。そのターゲットは、———双子の姉。 *:;;:■

*5


「……混浴だとぉ!!?」



明亜は、風呂の看板を見て叫んでいた。



*



「…という事があったのさ」

「ふぅん…混浴風呂があるの?」

「じゃあ、入らなければいいじゃん」

「そう思うでしょ?でも、この時間帯はね。気持ちいい風呂が混浴しかないんよ!!」



明亜の言葉に皆撃沈★



「どうする?入る?」

「いやいや!!詩胡、襲われるよ!!!」

「いやいやいや!!!明亜が襲われるぅ!!!」



2人でこんな言い合いをして30分。

結局、混浴風呂に入る事になってしまったという。



*



「うぅ、緊張…」

「大丈夫!!…多分」



明亜はそう言って、いっせーのーでで入った。

幸い、男共はいなかった。



「良かったぁ〜…独り占めやね!!」



明亜は安心して風呂に飛び込んだ。

詩胡もお風呂に浸かった。



「気持ちいいね、お風呂」

「そやね。入ってよかったわぁ」



明亜も笑っている。


その時だった。



「おい、誰か居るのか?」



男の声。



「…ひ、なた…?」

「…げっきゅ…う…?」

「「「「「えぇぇぇぇぇぇぇぇ!!?」」」」」



因みに、今の声は詩胡、明亜、俊介、春日、海斗である。



「な、なんで…」

「い、嫌だぁぁぁぁぁあああ!!!」



詩胡はムンクの叫びをしている。



「…ま、ええやん、詩胡。体は隠してるんやから★」

「そういう問題!?…まぁ、明亜が言うなら…」



詩胡は渋々風呂に浸かった。

そして、風呂の時間が終わり、詩胡と明亜は一足早く風呂場を出た。