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Re:  双 子 虐め *修学旅行編5話まであぷ* ( No.36 )
日時: 2008/10/24 19:31
名前: 紗柚 ◆2i1aDyAF9Y (ID: Yv69928E)
参照: ■:;;:* 双子の妹が虐めのターゲットを考えた。そのターゲットは、———双子の姉。 *:;;:■

*6


そして、その日の夜。

女子達は詩里以外全員で、第一回恋バナ大会をしていた。



「イェーイ!!今から、第一回恋バナ大会を開催しまーっす!!」



明亜はノリノリだ。



「ちょっ、明亜!下げて下げて!!じゃないと怒られちゃうよ!」



詩胡は何気なく心配している。

今の時刻はAM 12:00。

先生達は勿論寝ていて、他の皆も寝ている。



「さ、始めよー。まず…玲奈!!好きな人、いるよなぁ…?」



玲奈と言われた森口 玲奈は急に赤くなる。



「は、はい…。私の好きな人は、西城春日君です…。カッコイイし…何より優しくて、一目惚れしてしまいました…。でも、きっと西城君は、カッコイイし、彼女とか、好きな人とかいるんじゃないかな…」

「…マジで、春日の事好きなんだ。ま、大丈夫だよ。春日は彼女とかいないし!…好きな人が居るかは知らないけど…」



詩胡は玲奈に教える。

すると、玲奈の顔はパァッと明るい顔になった。



「あ、有り難うございます!!おかげで、不安が消えました」

「え、これで良かったの?」



詩胡は吃驚している。



「じゃあー…次は、まゆちゃん!!」

「ふぇ、あたしですかぁ!?」



まゆちゃんと言われたのほほんとした女の子、一ノ瀬 真由美は、吃驚している。



「…あたしの好きな人は、琉牙君なんですぅ。私が転けた時に、手をのばして『大丈夫?』って言ってくれて…。男の子でこんな優しい子って、琉牙君ぐらいしかいないですぅ!!!」



最後の方、真由美はキラキラ目を輝かしていた。



「ほぉ…、次はゆーち!!」

「ゆ、ゆーちぃ!?」



自分の事をゆーちと呼んでいる浅岡 優知は、自分を指さしている。



「ゆ、ゆーちの好きな人は隼人君。スポーツし終わった後、何か汗拭いてる姿がカッコ良くて…一目惚れとゆーか…まぁ、そんな感じなんだ!」



優知は言い終えた。



「次は…めーちゃん!」

「め、めー!?」



めーちゃんと呼ばれた女の子、藍川 芽流は吃驚する。



「めー、俊ちゃんが好きなの。俊ちゃん、カッコイイし、優しいし、インテリっぽいし、スポーツマンだし、もう全てがめーにとって良いんだ!」



芽流はウキウキ気分に。



「ほぉ……じゃ、皆の奴、聞きますか!」

「うん♪」



こんな感じで夜は更けていった…。