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Re:  双 子 虐め *修学旅行編8話まであぷ* ( No.48 )
日時: 2008/10/25 17:44
名前: 紗柚 ◆2i1aDyAF9Y (ID: Yv69928E)
参照: ■:;;:* 双子の妹が虐めのターゲットを考えた。そのターゲットは、———双子の姉。 *:;;:■

*9


「…銀閣寺 何とも言えない 地味さ。あ、駄目だ」



詩胡は銀閣寺の凄さ(?)を何とか俳句にしようとするが、駄目だ。



「…銀閣寺 何とも言えない 超地味さ。これでいいやん♪」



明亜は、何とも言えない俳句を作り上げる。



「それいいね!」

「やろ!?」



2人は、そんな話題で盛り上がっていた。



「なぁ、此処暇じゃね?さっさと行こうぜ」

「オッケー」



こうして、詩胡達は色々と回っていったという…。



*



「肝試し大会ィィィィィイイイ!」

「五月蠅い」



2日目の夜は、肝試し大会。

近くの洞窟の奥にある石を持ってくれば良いらしい。

石は、先生達が昼に置いていったらしい。

後、その洞窟はかなり怖い心霊スポットで、この洞窟で肝試しをして、怖い思いをした人は数多くいるらしい。



「ああ、怖い…」



詩胡はブルブル震えている。



「大丈夫か?」



それを、俊介が心配する。



「ペアは、これだよ!」



時永 優子が紙を出す。

その紙には、こう書いてあった。


・音月詩胡&西城春日ペア

・音月詩里&日向俊介ペア

・月宮明亜&滝凪海斗ペア

     ・
     ・
     ・



「「「「えぇぇぇぇぇぇぇぇ!!?」」」」



詩胡、俊介、春日、明亜は声を揃えて叫んだ。



「俊介君とだわ♪詩里、う・れ・し・い★」



詩里はブリブリしていた。



「しゅ、俊介!!此処は、思いっきりガツンと言って!!」

「お、おう!!」



詩胡はというと、俊介に気合いを入れている。


さぁ、肝試しの始まりだ—————。