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Re:  双 子 虐め *修学旅行編10話まであぷ* ( No.65 )
日時: 2008/10/26 16:36
名前: 紗柚 ◆2i1aDyAF9Y (ID: Yv69928E)
参照: ■:;;:* 双子の妹が虐めのターゲットを考えた。そのターゲットは、———双子の姉。 *:;;:■

*11


そして、3日目。

詩胡達は、とある遊園地に来ていた。



「まず、何乗るー?」



詩胡はスキップしている。

何か知らないけど、詩胡は上機嫌である。



「俺…お化け屋敷行きてぇ」



海斗が発言。



「えぇ…海斗、また私を面白がるんじゃ…?」

「その通り」



海斗が返事を返すと、詩胡はますます、えぇえ、という表情になる。



「まー、滝凪が言ってるんやから、行こか」



明亜がそういって詩胡を引っ張る。



「分かってんじゃねーか」



海斗はそう呟いて、明亜の後を追った。



*



「うぁ…怖かった」



詩胡の顔色は悪かった。



「ご、ごめん、詩胡…こんなに怖いとは思わなかった…」

「は?怖かったか??」



詩胡と明亜が怯えてる中、海斗一人だけ、正常だった。

2人は、海斗を凄いと思った。



「じゃー、次は何処行く?」



春日が言う。



「はーい!!もう時間がないから、観覧車がいいー!!」



明亜が発言する。



「あ、いいね!明亜に一票!」

「俺も、月宮に一票!!」



詩胡と俊介は観覧車に乗りたいようだ。



「…俺はどうでもいいから、乗ろうか」



結局、乗る事になった詩胡達一行。



———影で、あの者が見ている事も知らずに。