PR
ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 双 子 虐め *修学旅行編10話まであぷ* ( No.66 )
- 日時: 2008/10/26 16:58
- 名前: 紗柚 ◆2i1aDyAF9Y (ID: Yv69928E)
- 参照: ■:;;:* 双子の妹が虐めのターゲットを考えた。そのターゲットは、———双子の姉。 *:;;:■
*12
「うぁ…今気づいたけど、一人余っちゃうね」
詩胡が気づく。
「あ。…どする?」
「俊介くぅーん!!!一緒に乗ろうねぇー!!!」
いきなり、詩里が俊介に飛び込んできた。
その反動で俊介は後ろに倒れ、観覧車の中に入ってしまった。
「しゅ、俊介?」
「彼奴…」
春日は歯を食いしばっている。
「早く乗ろーよ!」
詩胡は次の奴に乗りたいようだ。
「あ、ああ」
海斗が動かなかったから、何故か春日が行く羽目に。
*
「俊介くぅん。さっきはごめんねぇ…。でね!改めて…」
詩里は唾を飲む。
俊介の額から、一筋の汗が流れる。
「好きぃ!」
詩里は何とか可愛く見せようと、必死だったが、結局俊介は落とせなかった。
「ざまーみろ」
「アハハ!フラれてるし♪」
その詩里のフラれようを、詩胡と春日は思いっきり爆笑しながら見ていた。
PR