PR
ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 双 子 虐め ( No.7 )
- 日時: 2008/10/22 19:01
- 名前: 紗柚 ◆2i1aDyAF9Y (ID: Yv69928E)
- 参照: ある双 子の妹は、虐めを始めた。ターゲットは 双 子 の姉—————?
*4
そんなこんなで盛り上がっている時だった。
ガラッ
ドアから出てきたのは紛れもない音月 詩里。
出てきた人物で、一気に辺りは静まり帰った。
「あれぇ〜?何黙っちゃってんのぉ??もっと騒ごうよぉ〜★」
詩里は一人でキャッキャ言っている。
その姿を細い目で睨む明亜。
そして苦笑いしながらも睨んでいる詩胡。
「あ〜!!!俊介君見っけぇ!!…もぉ〜、詩里探したんだよぉ?部屋に行ってもいなかったんだしぃ〜?」
詩里は俊介を見つけた途端、マッハ速度で走って俊介に抱きついた。
其れを見た 俊介ファンクラブ の皆さんは当然怒り狂う訳で。
「ちょっと音月さん!?俊ちゃんに何してるのよ!!」
「え?見ての通りだけどぉ??俊介君の彼女がしちゃ駄目なのぉ?」
「妄想はやめてくれない?俊ちゃんも嫌がってるじゃん」
「そんな訳ないわぁ♪ねぇ、詩胡?」
突然詩里に振られて吃驚する詩胡。
「…詩里、止めなよ。俊介、嫌がってるよ?」
「詩胡様、有り難う!!」
詩胡の一言で辺りが一気に騒がしくなる。
「…詩胡ッ…」
詩里が舌打ちを打ったのは、辺りの歓声で聞こえなかった。
PR