ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re:  双 子 虐め *連続暴力事件編5話あぷ* ( No.84 )
日時: 2008/10/28 17:58
名前: 紗柚 ◆2i1aDyAF9Y (ID: Yv69928E)
参照: ■:;;:* 双子の妹が虐めのターゲットを考えた。そのターゲットは、———双子の姉。 *:;;:■

*6


「げ、月宮!!?起きたのか!!?」



海斗は吃驚して大きな声を出した。



「うん。…ンで、どうしたん?」

「…詩胡が、屋上から落ちた…」



俊介が口を開けた。

そして、周りがシーンとする。



「…嘘、やろ…?」

「嘘じゃねぇよ…」



隼人が明亜の言葉を否定する。



「う、嘘や…嘘「黙れよ」…海斗?」



海斗が明亜の言葉を遮る。



「落ちたのは嘘じゃねぇんだよ。そんな事より、生きてる、て信じたら良いんだ」



海斗は悔しそうな表情をして言った。



「そう、やね。信じよ…」



明亜はそういって祈り始めた。



ガラッ



ドアが開いた。



「……?」

『詩胡!!!』



中から出てきたのは詩胡。



「音、音月さん!!勝手に起きちゃ駄目ですよ!」

「…看護婦さん、すみません…」



詩胡は謝る。



「詩胡…良かった…」

「…所で、貴方達…













           誰ですか?」



「…え?」



詩胡は、記憶を失っていた…。