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*７


「…ア、アタイ等が分からへんのォ!!?」

「あ、有り得ない…」



明亜と琉牙は混乱している。



「とにかく、音月さんは入院してて下さいね？ろくに歩けないんですから!!」



そう、詩胡は、足を骨折している。

だから、松葉杖か車椅子に乗っていないと駄目なのだ。

今は、車椅子に乗っている。



「はい…」

「あの、看護師さん」



海斗が声をかけた。



「はい？」

「俺等も、着いていきます」



海斗はにっこり笑って言った。



「ええ、良いですよ」



看護師もにっこり笑って、詩胡の乗っている車椅子を押し始めた。

そして、海斗、俊介、春日、明亜、琉牙、隼人の順に看護師に着いていった。