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Re: 秒殺 9話アップしましたー ( No.22 )
日時: 2009/02/09 09:11
名前: 闇神 (ID: hj9a4sJB)

十話『バトル』

ついに秒殺魔族が始まる日になった。

今日は土曜日、学校もないし久々にゆっくりできる日なんだが

『秒殺魔族』のせいでゆっくりできない・・・

まぁ せいで って俺が始めた事なんだけどな・・・

そして・・・ 午前10時

俺は突然意識がなくなり倒れてしまった。

そして 目覚めたときには隣に明、沙紀、みく、海摩も同じように眠っていた。

「おい 起きろよ お前ら」

「う・・・うぅ〜ん・・・」

てこづったが、なんとか全員起こすことができた。

「ここどこよ!?」

「多分・・・あの世界だと思うけどな・・・」

俺らが今いる場所は、少し薄暗い建物の中にいた。

俺らが話していると

「コンニチワ、アト残リ5分デハジマリマス。ミナサン戦ウ準備ヲシトキマショウ。」

と何者かの声が建物の中に響いた。

「よし!いつでもかかってこいや!」

明は銃を持ちながら言った。

敵というのは秒殺魔族の魔族を倒せばいいらしい。

レベル1〜レベル10 まであるらしい。

「残り1分・・・」

海摩がボヤッと言った。

「デハ、戦イ 開始!!!」

また何者かの声がスピーカーを通して言う。

俺らは開始の合図と共に歩み始めた。

そして、階段付近に敵らしきやつを見つけた。

俺らは気づいているが やつは気づいてないらしい。

「よし!俺のライフルで殺してやる!」

明は自信満々に言ったのだが

「ちょっと待って!」

普段おとなしい海摩がとめた。

すると海摩は自分の目をあの時と同じように光らせ敵を見た。

「奴の体力120 弱点左足の太もも、 うんこれなら明君のライフルで倒せるよ♪」

「よし!きた!」

明はスコープを覗き込み弱点である左足の太ももを狙い引き金を引いた。

バン!

という音のあとに敵は倒れた。

「おっしゃあ!」

倒れた敵からはお金が出てきた。

それを拾い 次へ次へと向かっていった。


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