ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 秒 殺 ( No.92 )
- 日時: 2009/03/02 20:05
- 名前: 闇神 ◆hak88wiKBM (ID: hj9a4sJB)
二十一話『BOSS3』
「沙紀・・・」
いつもより真剣な眼差しの沙紀にみんな驚いていた。
どうしてもあの女を助けたいのだろう。
「お前ら・・・ふざけるなぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
敵はそうとう怒っていた。
あたりにある石やらをいろんなところに投げている。
「こうなったら・・・・戦おう!!」
そして俺らは攻撃態勢へ入った。
あのグループは女と銃使いの男と意識がない男だけだった。
三人は隅のほうへ固まり泣いていた。
「大丈夫!俺らはこいつに勝てるから!」
その言葉に敵はピクッっと反応した。
俺には敵の攻撃で分かってることがあった。
回復役の男がやられたとき敵の腕が一瞬で伸びた。
これがとても速い速度で行われたため見えなかったのだ。
「お前、手 伸びるんだろ?」
その問いに敵は少し戸惑っているようだ。
「なんで・・・分かった・・・」
「さっき見えたから♪」
俺はあらかじめ海摩に敵の弱点を教えてもらってた。
敵の弱点は雷だった。
俺は力をこめて敵の右腕を太刀で切り落とした。
明はあたらしく作った青く光り輝く弾で敵を撃ちまくっている。
腕が地面に落ちる。血が切り口から吹き出る。
弾が当たったところからは血がものすごく出ていた。
「無駄だといったろうに・・・」
するとまた再生機能を使って腕を出してきた。
それをすかさず俺は切る。
切って切って切りまくった。
地面にはもう10本以上腕があった。
「このガキ・・・」
「ふぅ・・・そろそろいいかな?」
俺は額についた汗を息をつきながら拭った。
俺がいいと思ってるのは・・・・沙紀とあの女の融合だった。
「あいつら・・・いつのまに!!!???」
敵はとってもv驚いている。それは、魔法が一番苦手だから。
敵はとても魔法に対する防御が弱かったのだ。
沙紀からはままならぬオーラが漂っていた。
「敵の弱点は雷だったね。明君!銃貸して!」
逆らえないような感じになってしまっていたので明はあぁといい沙紀に銃を貸した。
すると手に取りほんのわずかな時間でもう改良が成功したのだった。
外見は何も変わってなかった。
「それ撃ってみて♪」
沙紀にいわれたとおり明は敵めがけて撃った。
俺は敵が移動しないように足を二つとも切り落とした。
撃った弾もなにも変わりなかったが敵に当たった瞬間効果が発揮された。
バチバチバチバチバチ!!!!
敵にものすごい電圧の電流が流れたのだ。
敵は全身ところどころ細かく裂けていた。
「うわ!いってぇ!」
明も少し反動を受けたようだ。
「う〜ん♪なかなかいい感じ♪ 使ってみたかったのよねライズ・サンダー(あの人だよあの人!さんありがとう!) 」
沙紀はおちゃめでかわいらしい魔法使いというより、魔女になってきていた。
敵はまた再生能力を使って体を元に戻そうとしていたが、
「おっと。そんなことしちゃ駄目よ」
沙紀がそういうとてきの再生能力が止まった。
「な・・・なぜ・・・・」
「これも魔法♪トゥレスト(トム君さんありがとう!)敵の能力無効〜♪」
俺は新しく太刀をパワーアップさせてもらい雷属性を帯びた剣になった。
ライトニングブレイド(ルナさんありがとう!)っていって、強い上に軽いから最高の武器だ。
俺らはこのチャンスを逃さずに俺は敵をスパスパっと軽やかに切った。
敵はもう原型をとどめてないぐらいバラバラなった。
それを明がさっきの弾で撃ち、こなごなになった敵を完全に消し飛ばした。
沙紀のおかげでまた強くなった俺たちだった。
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