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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: ————||||| 楽園 |||||———— ( No.29 )
- 日時: 2008/12/22 18:20
- 名前: 幸子EX ◆A9cDkw6I0s (ID: TzgNeWTa)
- 参照: http://お絵描き掲示板でただいま落書きしまくっているお邪魔虫っすノシ虫いたら是非、お声かけてやってくださいなぁ
6—ただいま
「うっ・・・・・・・」
聖人は瞳を開く
白い床に倒れこんでいる
やっとの思いで起き上がると
体が軽かった
「・・・・・ここ、どこだ?」
「はろぉ————!!!!!」
「なっ、なんだよお前・・・」
「私の名前はリグレット!門番さっ!!」
「も・・・門番!?」
目の前にいつの間にか檻があった
その檻はとても頑丈そうだった
「ようこそ!ウェルカム!」
リグレットはくるっと一回転して
「我が 楽園 へ!!」
—夢はそう簡単に叶うはずはない—
「ら・・・楽園・・・・俺、また死んだのか?」
「またってなんですか?あなたは現実で死んで運が悪く、この楽園に来たのですよ?」
「運が悪いってなんだよ・・・」
「それは中に入ればわかりますよ〜」
リグレットは檻を静かに開ける
嫌な風が聖人にかかる
「父さんも運悪くここにいないかな・・・・」
そんな願いは叶うのか————————
—現実でも異界でもそんなに世の中甘くはない—
「中に入ると、全体的に明るいところだな・・・」
「初めまして〜そしてようこそ!」
「は・・・はじめまして」
またなんか変な人が出てきた
「さぁて、入試でもしますかね?」
「入試?」
=これから空しい戦いが始まる=
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