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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 呪いの旋律 ( No.2 )
- 日時: 2009/08/19 11:35
- 名前: 雛苺 (ID: V89zVUtf)
みなさんこんにちは、水晶です。
今からみなさんを呪いの旋律の序章のお話へとご招待いたします。
よくある「階段」のお話です。
踏み外してあの世にいかないようにしてください。
では、始めましょう———・・・・・・
1『階段の先——・・・』
学校にはいくつもの「階段」がある。
そしてその「階段」にまつわる「怪談」がここの学校にも1つだけあった。
中村チヨ 小学6年生
怖いもの知らずの女子なのです☆(自称)
「チヨぉ・・・ホントに行くのぉ・・・?」
「うん。大丈夫だって!!ゆうも来る?」
「い、嫌だよ!!由宇は静かに待ってるからね」
チヨと由宇—ゆう—の学校には階段についての怪談話が1つだけあるという。
私は今からそれを確かめにその場所へ向かう。
ここの学校は昔、墓地だったらしく「あの世」に繋がっているといういたって簡単な話。
和尚さんがいろいろやってくれたおかげで今は平和な学校になっているが・・・・。
放課後のある時間帯にある階段を数えながら上ると道がみえるらしくそこはあの世に繋がるらしい。
入った者は2度とでれない。
「ホントのホントに・・・・?」
「心配しすぎっ!」
「だってぇ・・・あ、せめてコレを持っていって?
清めのお塩だよ。和尚さんからもらって来たの」
「うん、分かった。ありがとう」
私は怪談に向かって教室を出た。
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