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08


俺のテーブルは、今カードを配っている。

メンバー：「これでくばったよな！見てみろ。
被った数字のカードは捨てろよな。」

俺にババは無いな…誰だろう。この中に
いるよな。

俺は被った数字のカードを捨てた。

執事：「…みなさん。丁度配り終わって
同じ数字のカードを捨てましたね。

それではゲーム開始!」


と…とりあえず…ババを手に入れないとな。

そう思いながら時計回りにカードを取っていった。


メンバー：「あったー！これひいて良かったー。」

メンバーが俺のカードを一枚取った。
こいつじゃなさそうだな…

ババもってたら、こんな能天気でいれないだろ。

俺は隣の人のカードを一枚ひいた。

愁：「お、あった。」

俺はひいたカードと同じ数字のカードを捨てた。

…ん！？なんかこの隣のヤツ…そわそわしてる…

こいつか？ババをもっているのは…
しかもひいたカードと同じ数字のカード
が無いなんて…

でも…こんだけ手持ちのカードが少なかったら
被らないこともあるよな。疑うのはまだ早い。


ゲームは刻々と進んでいった。

メンバー：「あがったー！って…喜んじゃ
ダメだ…ぁいやぁぁぁ！！あたし死ぬじゃん！」


そうだ…これはあがって喜んじゃダメだ…
ゲーム終了後に殺されるのか？
こいつの死は確実になった。可哀想な気がするが、
仕方がない。


残りのメンバー、あと5人。

死亡確定、1人。