ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

カクレオニ2 ( No.2 )
日時: 2009/08/26 10:43
名前: アヤ+ (ID: hJCQM.po)
参照: (・д・)

「や・・・まっ待ってよ!!ほほほ本気?!」

「本気だよ・・・?」

魔鬼は笑顔でナイフを向けてそういった。

「なにそれチョット本当に待って。」

私は両手を前に突きつけて後ろ歩きで震えながら歩いた。

「何?待ってあげても良いよ。十秒。九・・・」

「本当にそんなつもりだったの?冗談でしょ?人殺したら・・・」

「ふん。大丈夫だよ。私は本当に魔女の鬼だからッ」

「どういう意味だよっ・・・!」

「あのとき美緒が一番最初にあたしは賛成!って言ったよね?」

「よ、よく四ヶ月前のコトなんか覚えて・・・」

「そんなの覚えれるよ。私が“鬼”なんだから。」

「四・・・」

あと三秒!とりあえずもう逃げるしかない・・・!

ダッ ガシッ!

腕をつかまれた。

「何よっあと三秒待つんじゃ・・・」

「秒カウントの間は逃げちゃダメでしょ?」

魔鬼は顔を想いっきり近づけてきた。

「一・・・ゼロ。」

グッ・・・

「美緒ジ・エーンド♪」

「なにすっ」

ギリギリッ・・・

「あと二人・・・・・・♪」