ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 創られた殺人鬼*第一章完結* ( No.119 )
- 日時: 2009/09/23 19:15
- 名前: 梨凛 ◆t5rSTnKmCc (ID: KE0ZVzN7)
- 参照: http://www.youtube.com/watch?v=watch?v=pY1toarp30
第三話:殺さないよ
さぁってと♪藍はどこにいるかなー♪
「そこの女の子、ストップ!」
「な、何か用・・?てゆぅか誰・・ですか?」
誰このヒト・・高校生っぽい。でも・・・なんか黒いマント
っぽいのを着て・・・しかもなんか血だらけ?あ、これ
返り血か・・でもなんで返り血?殺しに来たの?だいた
い誰よ!?(ふりだしに戻る)
「私は相沢未鬼よ。あなた・・ヒトを殺すのはやめなさ
いっヒトを殺したいなんて願いは叶ってはいけないの・・」
相沢・・未鬼?って私にブレスレットくれた人が言って
たようなぁー・・・気のせいか?んーでも言ってたきも
する・・・ま、いっか。ていうか藍を殺すのやめろって
いった!?嫌に決まってるわ!
「いやよ!だいたいなんでアンタがそんなコト言うのよ!?」
「私もヒトを殺したからよ。さっきあなたにブレスレットをあげた人に願いをかなえてもらったの。でも後悔したわ。アナタみたいな子には私みたいに後悔してほしくないのよ!」
・・・本気でいってるの・・?このヒト・・相沢未鬼さんも願
いを叶えてもらった。ヒトを、殺した。それで・・後悔し
た・・。ヒトを殺して後悔するのかな?・・・ともかく私が
殺さないっていうまでは当分話し続けそうね・・そんな
面倒なことは嫌よ!藍を殺す時間が・・!・・・いまは殺さ
ないっていっておけばとりあえずいいかな・・
「分った。やめる。殺さない。約束する。」
藍はあとでこの人の見てないところでばれないように
殺せばいいのよ!後悔なんて絶対にしないんだから!
絶対にしないわ!!
「・・・・良かった。それじゃぁ。」
最近の高校生はあーんな事いうのか・・はーめんどくさ
かった。あ、それより藍を早く殺さなくちゃ♪ふふ。
楽しみだなぁー♪とりあえず藍をどこかに呼び出し
て・・っ
「あーい♪ちょっと来て!」
廊下が一番いいかな。よし!きめた。廊下にする!
「廊下にきて何の話よ?」
「藍ってさぁ・・・いっつも偉そうで、上から目線で・・もう、うんざりなのよ!藍はいらない!!」
「いらないって・・ふっ意味が分らないわ。」
「アンタ・・私が殺してあげるわ!!!」
ふふふ・・やっと殺せる。すぐ殺してあげるからね・・!!
さようなら。私が家庭科室から持ってきていたナイフ
をもって切りかかろうとした。そのとき、目の前を何
かが通った。