ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 創られた殺人鬼*第一章完結* ( No.124 )
- 日時: 2009/09/24 19:34
- 名前: 梨凛 ◆Ei1CZdtLN6 (ID: KE0ZVzN7)
- 参照: http://www.youtube.com/watch?v=watch?v=pY1toarp30
第四話:嘘つき
「ぅ・・っ!」
「未鬼・・・さん・・・!?」
私はナイフを藍に、投げた・・はず。でも、ナイフは
相沢未鬼さんに刺さっている。庇ったの?藍を?
「え・・?誰このヒト・・っ・・海里・・海里の・・人殺し!」
「な・・なん・・で・・未鬼さんが・・ッ・・・藍・・ッ」
「あなたを人殺しには・・アイツの思い通りにはさせたくない・・って言った・・でしょ・・でも・・アナタ、私との約束・・破ったわね・・!・・嘘つき・・・ッ」
何で・・・!?やだ・・関係ないヒトを刺しちゃった・・約束・・
破った・・未鬼さん・・すごく悲しそう・・・・
・・・・今更自分がしようとしていたことがどれだけいけ
ないことなのか・・分った。
「お前・・・なんで・・・ッ・・・生きていたのか・・・!!」
ブレスレットをくれたひと・・生きていたのか・・って・・
すごく悔しそう・・ってことは、あのヒト未鬼さんを殺し
た・・?
「悪いけど・・・!あのくらいじゃ死なないのよ・・ッそれに・・大河達の恨みを晴らさずに・・死ねないわ・・!!」
・・・どうしよう・・どうしよう・・ッ怖い、怖い!!
「ふーん。あれ?お前死にかけてなかったっけ?つーか、俺のせいじゃねぇし。お前が勝手に殺したんだろ?そんなことはどーでもいい・・・お前等、俺を見たからには命はねぇと思え!」
嘘・・ッ私、死ぬの・・?・・・藍も?関係ないのに・・?
私が勝手に怨んでるだけなのに?嫌だ・・!私のせい
で・・すべてが壊れちゃう・・
「ダメ・・!そんなこと・・させるわけない!!アナタはもと居た世界にかえさなければ・・いけないの!」
「元・・いた世界・・?」
元居た世界?こいつ・・人間じゃないの?
「あーあ。お前がそっちのチビを殺してりゃーもっと楽にさせたんだが・・・お前もだぜ?あん時死んどけばよかったのによ・・!」
・・!!かま・・!!コイツ・・死神!!・・あ!藍を狙ってる!
「ダメ!!」
・・え・・ッ刺さっ・・・てる・・?ばちがあたったんだ・・
「海里!やだ・・海里!」
「藍ちゃん・・だっけ?海里ちゃんを、守っててね。」
・・未鬼・・さん・・何をするの・・?アイツと・・死神と戦う気
なの!?無理に決まってるじゃん・・もぅ・・どうしていい
か分らないよ・・