PR
ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 創られた殺人鬼 ( No.22 )
- 日時: 2009/08/31 19:34
- 名前: 梨凛 ◆t5rSTnKmCc (ID: tgcfolY3)
- 参照: http://www.youtube.com/watch?v=Km5pazYcOrl
第四話:私は、手紙の主
「「おぉーい起きろぉー未鬼ちゃーん!」」
私は自分を呼ぶ大河と大可の声で起きた。
「・・ん・・?」
「「あッ起きた!」」
「・・・!!ここどこ!?今何時間目!?」
私の中で願いが叶うには昼休みに屋上にいくという手
紙の人の言葉を思い出した。
「ココは保健室。未鬼ちゃん学校でずっと寝てたんだよ」
「そうそう。ぐっすり眠ってた!で、今はお昼休みだよぉ〜」
落ち着いているのが大可で女の子みたいなのが大河。
私・・眠ってたんだ・・なんでだろ・・って!!昼休み!?屋
上に行かなくちゃ!
「ちょっと行ってくる!!」
私はすぐにベッドを降り、保健室からとびだした。
「「え!?未鬼ちゃん!?」」
二人の声が聞こえたけど私は屋上に向かった。
バン!
「はぁッはぁッ」
私はつくと息をきらしてかがんだ。
「・・・誰もいない・・・」
遅すぎたのかな・・・どうしよう・・せっかくの・・チャン
スが・・私はその場に崩れた。
「はぁっはぁッ・・・・」
「・・・やっときたか・・・」
誰かの声が聞こえた。
「誰!?」
「私は、手紙の主。お前が愛沢未鬼か。」
この人が・・・私の願いを叶えてくれるかもしれない
人・・この人が・・・
PR