一話 「怖い話」ある、男子高生がいたんだ。その、男子高生はな…クラスの奴らは、今怖い話にはまっている。「でな、後ろから落としたよって…」「あー!うるせな!そんなの迷信だって!迷信!」俺は大きな声で言った。「迷信じゃねえって。」「はいはい、俺、トイレ行って来るわ。」「まさか、怖い話苦手なんじゃ…」ギクリ。「んな訳あるかよ。あはははは!」俺は『二宮 郁哉 』高校二年生、この話の主人公。俺は怖い話が大の苦手!ホント、ダメなんだ…