第三話 「お母さん_ヒドイよ・・・」「ただいまぁ_」今日もボロボロになって帰ってくる。 お母さんなんて受験のコトばっかりで_ 私なんてどうでもいいんだ_「あら。お帰り。今日の塾、8時からでしょ。」「あ_うん。遊びに行ってきてもいいかな。」「いいんじゃない?たまには遊ぶのも。でも、7時には帰ってきて受験勉強するのよ?」 またか_「わかった_ってきます...」 私は悲しくて_『いってきます』の 「い」だけ小さく聞こえない声で言うと そっと家をでた_