ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: 美香の事件ファイル オリキャラ募集 —————コメください ( No.20 )
日時: 2009/09/10 18:57
名前: 東京葉月 (ID: 1TfmKDW9)

第九話 何らかの関係で・・



「いっらっしゃーい。山田美香ちゃん」

えっ!!


初対面なのに・・・

変な探偵、二人目です。


「うふ。さあ、依頼でしょ」


「うっん。はい」


「ご用件はどうします」


何考えてるの、この人!


「依頼です」


「そうですか。では、内容を」


「あの・・・」


ブラック団のことを話した。

そして、手紙のことも足して。

でも、水木かおるは話さない。


「君はこう思う。あなたが、ブラック団のことを調べているからだと。でも、これは想像ですけどね」


ちらっと、四月朔日さんは私を向いた。

分からん。

何考えてんだが、分からないよ。

探偵って、変人が多いかも・・・

第一、私も結構変人かも。


「君は思う。何らかの関係でブラック団は美香さんに目をつけた」


推測・推理・想像

このどれかか分からん。


「もしかしたら、美香さんが水木かおるかもね」


四月朔日さんはさらりと言う。

私はそのとき、案外冷静だった。

なぜかとゆうと

理由

不思議な人で私のことを知っているから

もしかしたら、この人なら分かるかもって。


なんか、不思議な人。


「そうでしょ」


なんか、問いかけてくる。


「うん」


なぜだか、分からないがうなずいた。



「ブラック団は、むかつくからね。君は美香と倒したいよ」


「私も、四月朔日さんとブラック団を倒したいです」


「美香さん、ご協力ありがとうございます。あいつらを倒すのはもっと、探偵を集めてからね」


不思議な会話だ。


私は、ゆっくりと帰っていった。

四月朔日さんは不思議な人だけど

いい人かも、知れない。


続く