ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 美香の事件帳 オリキャラ募集中 ( No.89 )
- 日時: 2009/09/23 16:54
- 名前: 東京葉月 (ID: 1TfmKDW9)
第五話 怪盗マーチは誰のなの?
さっきの件があってから三日もたった。
私は家で考えている。
怪盗マーチは誰なの?
それしか、頭の中は動いてなかった。
疑問なら予告状を透視をしてみるものだ。
私は超能力者なのでできるはず、ナノに怖くて出来ないのだ。怪盗マーチが身近な人だと思うと……
怖いと恐れる気持ちが
相次いできたのだ。
でも、怪盗マーチは≪美香、ごめん。私が…≫
っていっていた。じゃあ、私を知る人物。
それと、親しい人物だ。
やるしかない。
私は机の中にしまっていた、予告状をだした。
精神を集中した。
未来の光景が目の前に広がった。
「怪盗マーチ、逃がさないよ」
私が怪盗マーチの前に立ちふさがる。
そして、怪盗マーチはバク転をして、逃げる。
逃げようとした瞬間、私が飛び掛る。
「うわっ!」
怪盗マーチは声を上げる。
でも、怪盗マーチはマジックで私を驚かせて、逃げた。
怪盗マーチが泣いていた。
「ごめん。美香、私は真子よ。真子よ」
お姉ちゃん!!!
「ごめん」
今に戻った。
お姉ちゃんだったの………
「お姉ちゃんが…」
丁度、そのときにドアが開いた。
「美香、どっか出かけない?ね、どう? 美香、美香!」
私はお姉ちゃんの方をみた。
〜山田真子目線〜
美香が私を見てくる。じっと…
涙がうるうるしている。
「どうしたの」
私は美香につめ寄る。
美香は涙を流した、それはどうしてかはまだ知らない。
「美香、なんで泣いてるの」
私は美香の机をみた。
四日前の怪盗マーチの予告状があった。
なんで、美香が……
四月朔日さんに出したのに………
しかも、私も見ている。
「お姉ちゃんが、か、かい、とう…マーチなの」
美香、何でよ。何でよ。
「美香、私が怪盗マーチの訳ないでしょ。盗人になるわけないでしょ」
「でも… 嘘つかないでよ」
嘘つかなかったら、泥棒も犯罪者も自首するよ。
「美香、嘘ついてないよ」
「嘘ついているよ。私は超能力でみたもん。お姉ちゃんが怪盗マーチだったこと」
「超能力だの夢でみても現実では、私は怪盗マーチではないよ」
「お姉ちゃんの嘘つき」
美香は飛び出していった。
「ごめん。美香。嘘ついて…」
私は涙を流した。
美香は素直すぎるよ。
超能力が使えるだの、そんなものはないもの。
美香、嘘ついてごめん。
でも、今は正体いえないの。
いつかはいえるから、ね。
待ってて…………
続く
長くなってすみません。
ってことでコメントください。