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Re: >>>  ア   ク   セ   ス >>>> ( No.128 )
日時: 2010/01/16 20:26
名前: RADELLE03 ◆X6s/dtSC5A (ID: QYM4d7FG)

  面倒くさい……
  
  誰かが.殺.さ.れた事を今になって報道してどうする————

淡々と歩いていき、祐樹はマンションを出て行った。
近くには三人の警察官が待ち構えていた。

ここぞとばかりに出てきた祐樹を見て迫ってきた警察官は、わざとらしく言った。

 「 あぁ ! 調度よかった ! 君、この辺で銃声が聞こえなかったかな ?」

  


  銃声———ねぇ———。


 「 ああ ! やっぱり銃だったんですか ! ? 」
 「 何か知っているのかな ?」
 

  馬.鹿.。

  釣られたな———。

可笑しいのを堪えて、祐樹は思い出す仕草をした。



 「 えっと……確か、あっちの方で何か凄い音がしたんです」
 「 そうか——君、ちょっと話が聞きたいのだが———」

 
  
  そう来たか———

 「 あ ! ! ! ! い、今、誰か居ましたよ ! !」

 「 どこでしょうか——」

 「 こっちです ! ! 来て下さい ! ! !」
 「 ちょっと待ちなさい ! 危ないから———」

その場に居た警察官三人もろとも祐樹に着いて行った。

すかさず祐樹は先ほど〝あっち〟と答えた所は、香奈の居る場所とは程遠いところだった。



  後はあいつらに任せるか………

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 「 うぉーすげぇ……警察が束になって反対側に向ってるぞ……」
 「 あんなに簡単にいくなんて———」

涼は窓に張り付いて、小さく見える警察を目で追っていた。


 「 そろそろ行く ?」

舞は口に出した。
そうでもしなければ、誰も動かない気がしていたのだ。

  祐樹がせっかく囮になってくれたんだから……何としてでも、香奈を連れてこないと——




真っ白い包帯で巻かれた片手を見て、玄関へ向った。