ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: ...ア ク セ ス...   ( No.21 )
日時: 2009/10/20 19:12
名前: RADELLE03 (ID: QYM4d7FG)

 「 恵梨…勝手に言うなよ…。」

クスっと恵梨はかわいらしく笑った。

 
   なんなの…
   なんなのぉーっ ! ?

  コイツが…あの有名な。
   信じられない…ていうか、以外。

ツンツンした黒髪で、妹同様の肌の白さ。
が、何故か制服という格好で膝の上にはミニノートパソコンが乗っている。

 「 ステハンってあの掲示板で…。」美希が考え込むようにしていった。

 「 え…ステハン ?」
確認するようにして、舞はもう一度聞いてみた。

 「 あぁ…。お前がふぁいばー ?」
 「 うん。そう…そう ! 私がふぁいばー !」

  信じられない…オフ会みたいじゃん !

美希と舞は深く椅子に座った。

 「 ステハン…URLクリックしたの ?」

「 冗談じゃない。俺があんな怪しいサイト踏み込むわけないだろ。」
 「 えぇっ ! じゃあなんでここに…」

 「 妹の付き添い。」

 「 え ! ! ちょ、ちょっと ! アリ ? そういうの !」

 「 特に書いてなかったし…別にいいだろ。」

  軽っ
  やっぱり相変わらずな感じがする…

 「 すいません。ちょっと一人で来るのが怖くて…兄に頼んで来てもらったの。」

 「 そりゃあそうだよね。いいよね〜頼れる人が来てくれて。」
 
美希にも兄がいるが、美希曰く頼りない らしい。

 「 いえ、ちょっと無理やり連れて来たんです。私が。」と言って微笑みながら隣の兄を見た。

 「 ステハン…引きこもりじゃないの ?」

「 はいはい、そうですが ? 何か ?」

「 いいの ? 外に出て ?」

「 いや、別に病気でもないんだから…まぁ…いいんだけどさ。人の集まっているところは勘弁だが。」

  だから此処にいたのか。
  納得。把握。

そこで、美希と恵梨が同時に同じことを話した。


 『 この四人でグループ組んでみない ?』