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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: >>> ア ク セ ス >>> >>> ( No.25 )
- 日時: 2009/10/21 01:15
- 名前: RADELLE03 (ID: QYM4d7FG)
舞たち4人は、なるべくグループのように見られぬよう 程よい間隔をあけて歩いた。
ていうか、美希、どこ行くんだろ… ?
美希を先頭にして、バラけた状態で空港を出た。
街頭の灯りはつき、駅が遠くに見えた。
「 美希、どこ行くの ? 」
「 …ただ歩いてただけなんだけど…。」
そうだよね。
そうだよねぇ。
そのとき、後ろから駆けてくる足音がしたので二人とも振り返ってみた。
焦った様子でどこか不安げな顔をした恵梨が携帯画面を舞と美希に見せた。
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最新ニュース
【○空港ターミナルで十四歳 銃発砲】
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「 …うそ。さっきいた空港でしょ。此処。」
「 やばい。空港出て着てよかったね…。
あそこにいたらどっちにしろいろいろ聞かれるだろうし。」 美希がため息をついた。
「 とりあえず、目的地がなくても今は此処を離れたほうが良さそうですよ。」
そのとおりだ。
なるべく立ち去ったほうがいいだろう。
「 なるべく遠くに行ったほうが今は安全だろうな。」
「 うん。電車使っても大丈夫だよね ?」
「 大丈夫だと思いますよ。」
そうして、私達は駅へと急いだ。
道は暗く、電灯があってとても助かった。
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