ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: >>> ア ク セ ス >>登場人物,追加>> ( No.50 )
- 日時: 2009/10/26 19:48
- 名前: RADELLE03 ◆X6s/dtSC5A (ID: QYM4d7FG)
================================================
はじめましてwBBRの代わりでメールを送信した〝姪華〟です(´∀`*)
よろしく。
さて、二週間が経過しましたが、状況に変わりがないですね。
つまらないの一言。
ということで、私達は皆さんにこれからあることをしてもらいます。
従わないと、違反者扱いね(^ ^ )b
取り敢えず、参加している人を一人、殺してください。
参加者の顔写真と名前をサイトに載せたから、それ見て探してネンw
ちなみに、銃以外でも殺し方はあるから自分達で考えてねー
誰も殺していないと、自分の命が無いと思ってね♪
あと、こっちで責任はとらないから。よろしい ?
参加したからには、その位のことはできるでしょ ?
んじゃー(*・ω・)ノシ
================================================
「 ………。」
追い詰められた。
「 あの…これ見てください。」
恵梨がそういって、祐樹のパソコンを指差す。
黙ってみてみると、真っ白な背景のサイトには大量の名前、顔写真が載っていた。
それとともに、名前の隣にはひとりひとり現在の居場所まで書いてある。
気持ち悪い…
ていうか、何でわかるの… ?
やっぱり嘘じゃないんだ。
こいつら、本気で殺そうとしてる。
姪華…
「 私達がいる現在位置、…合ってます。」
「 こんなの…っ…ありえない ! 絶対ありえない…。」
「 このメールで分かったんだが、こいつら何人かいるな。」
「 BBRと姪華…まだいそうだよね。」
「 何が目的でこんなことしているんでしょうか… ?」
恵梨の言うとおり、全く相手の意図が分からない。
このまま銃を持つか、違反者になるか…
「 ここ、都会よね。もう田舎とかに逃げない ?」
美希の提案には賛成だ。
全額使ってでも、銃を使うことになるよりは…。
「 また…逃げるか ? 」
「 だって…殺すよりは…マシでしょ。」
「 行きましょう。深夜より明るいうちに動いた方がいいかもしれないですし。」
「 …行こう。」
そうして、舞たちは本格的に逃げることを選択した。
荷物をできるかぎり最小限にして、そのまま駅に向かった。
舞は制服、そしてカーディガンを羽織り、玄関を出た。
「 また、ここに戻れるといいね。」
美希は歩きながら家のほうを振り返った。
「 …きっと、四人一緒に戻れますよ。」
また、みんなで戻れますように…。
舞は立ち止まり、瞳を閉じて祈った。
「 何してんの… ? お前。」
「 お祈り。…ていうか、見ないでよ !」
美希、恵梨、祐樹が同時に笑った。
また、みんなで笑えたらいい。
ううん、また、みんなで笑おう。これでいい。
舞たちは駅へと向かっていった。
———ただし、これは決して良い判断ではなかった。