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ミュウは少し考えるようなそぶりをした。

「どーしよーかなー......」

「なンが？？」

オトがミュウの頭にふれた。

「きっとさ、彼女の維持装置、、、
　アリスが持ってるんだ」

『アリス』？？？？？？？？

「その人はだれなんですか？」

ハルトは不思議そうに問う。

ミュウは顔をしかめた。

「フェルヴェーゼの女帝というか......
　フェルヴェーゼのボス.....みたいな。
　　とにかくいちいちうるさいんだよ...
　魔法も僕には劣らない...」

「アリス.......」

「第一、どこにいるかわかんないもん」

ミュウはため息をつく。

「フェルヴェーゼってどれくらい.....？」

ハルトも身を乗り出した。

「わかんない。夢の世界みたいなモンだから」

「そんな.....」

「とりあえず.....こうしよう」


ミュウが立ち上がった。


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