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Re: ○★A princess★○ ( No.2 )
日時: 2009/09/05 17:31
名前: 唄子 ◆pHAblsSAME (ID: 3AcPJtE0)

第一話 見習い使用人
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使用人A「芽李様、ご心配なさらずに・・・」
芽李「・・・そう。」

周りが怖い。
今は、家の中だけど・・・
怖い。

使用人B「そういえば、見習いの使用人が明日、来るらしいですけど・・・」
芽李「・・・そう。」
使用人B「実は、その使用人は凄い人らしくて。」
芽李「え?」

その時、凄い人だと聞いて期待しかけていた。

芽李「あ、その人の名前は?」
使用人A「青峰 美(あおみね はる)って言うらしいんですけど。」

聞いた事のない名前———
私は青峰さんを疑っていた。

※次の日

学校から帰った。
あ、一応私は中学三年生だからね。
家に入ると、少女が一人いた。

使用人C「芽李様、こちらが見習い使用人です。」

えっ・・・まさか。

美「初めまして、芽李様。青峰 美です。使用人と言うより、芽李様をお守りする役目になっていますが、よろしくお願いします。」
芽李「・・・え?」
美「あ、緊張なさらなくても構いません。私は普通の小学三年生なので。」
芽李「・・・。」

小学三年生?
まだ子供じゃないの。

芽李「・・・あれ、貴方、学校は?」
美「夏休みです。芽李様はまだ学校があるのですね。」
芽李「・・・。」

敬語は小学三年生でありながら良くできている。
でも・・・なんでこんな小さな子供が・・・

私 の 護 衛 に ?

美「ご安心ください。私は芽李様の味方です。」

正直、安心出来ない。

芽李「お父様、この子は・・・」
父親「良くできた子だよ。まだ小学三年生だが。」

本当に———?
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