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※再び芽李目線

美「芽李様・・・夏休みなのですから、お出かけでもしませんか？」
芽李「ヤダよ。`狙`われるから。」
美「私がいるじゃないですか。」
母親「芽李・・・美ちゃんがいるのだから、安全よ。少しは美ちゃんを信用しなさい。」
芽李「・・・はい。」

私は、美と外出した。

美「あっ、牧野様、こんにちは。」
あっち「美さん、そこの人は誰ですか？」
美「西江　芽李様です。あ、芽李様、こちらは牧野　あっち様です。」
芽李「牧野さん、よろしく・・・。」
あっち「そういえば、“Ainaka”に`狙`われている人ですよね？」
美「な・・・何でそれをご存知なのですか？」
あっち「隣の学校の摩弥さんから聞いたんですよ。あまり言うと、“Ainaka”のターゲットにされてしまいますが・・・。」
芽李「牧野さんは関係ないのに？残`酷`ね・・・。ターゲットって一体どんな人が基準なのかしら。」
あっち「今は金持ちを`狙`っていると思いますが。」

そっか、だから私を・・・。

あっち「あ、美さんは戦争がかなり強いですよ。それより強いのは・・・多野　菫さんですが。」

せ・・・戦争？

芽李「戦争って・・・流行り？」
あっち「まあ、そんな感じです。」

何だか、ますます美が不審だと思った。
戦争が強いって、どういう事！？
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