ALLジャンルのオリジナル小説、ライトノベル、二次創作、ss小説やイラスト投稿なら「小説☆カキコ」

24話　偽り
リーチェの裏切りも知らず……私は部屋で紅茶を飲んでいた。

と、そこへ父の家臣が現れた。

大分慌てている……何があったのだろうか……。

「ご報告申し上げます!　国民が反旗を翻した模様!」

なっ……!!

思わず冷汗が頬を蔦る。

その瞬間、扉が蹴破られた。

「見つけたぞ!!フレデリカ・ローズガーデン・ベルンカステル!!」

国民が私に襲いかかる。

『いやぁっ!!助けて!!リーチェ!!』

私ははがいじめにされながらもリーチェに助けを求める。

……が、リーチェはそんな私を嘲笑いこう言い放った。

「誰があんたなんか!!アハハハハハハ!!」

……嘘……

リーチェが私を……裏切った……?

嘘……嘘だ……。

『嘘だっッッ!!』

思わず声が口から出る。

『放せ!この無礼者!!』

逃げ出そうとする私を押さえつけ国民達が話している。

「おい、どうするんだ」

するとリーチェが話に加わった。

「首を落とせばいいじゃない」

え……?

嘘、でしょ……?




神様、どうして私だけがこんな目にあうのですか

どうして私だけがこんな道を歩まさせられるのですか

どうして……彼女は私を裏切ったのですか?

続く