ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re:  暗闇に紅い薔薇が咲く 想 ( No.220 )
日時: 2009/10/08 15:51
名前: b'`*)ノ桜姫⌒゜* ◆hjAE94JkIU (ID: C7oc75FN)
参照: http://www.doumori.com/bbs_talk/show.php?kiji_id=332573

第4章 鏡に映る惨劇の運命は

私とレンはいつだって手をつないで二人で歩んできた。



俺とリンはいつだって手をつないで二人で歩んできた。





悲しいあの時でさえも……。

*燐目線*


『煉ー!!早くー!!』

私は双子の弟、煉に向って声をかける。

私と煉は双子だ。

すこし工夫すれば誰も見分けられないくらいそっくりで……。

*煉目線*

姉の燐が俺に向って呼びかけてくる。
俺は燐の双子の弟だ。

見分け何か付けられないくらいそっくりな……。



俺達の家、「罪音家」はこの村の中ではかなりの名家だ。

その罪音家の次期頭首が俺とリン。

二人で頭首を継ぐことになっている。






でもこのとき…  私は 俺は 知らなかったんだ


この先に待っている……悲しい物語を……。

続く