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↑ミスです（汗）正しくは↓
14話　怨ミノ鎖
*憂無目線*
どうしたらいいんだろう。

このままじゃ私は一生未来の奴隷として生きていくことになってしまう。

そんなのは絶対に嫌!

でも……未来がいなくならないかぎり……私は……。

待てよ?未来がいなくなる……?

確か誰かが言っていた気がする……。

「北条　莱夢が死んだのは、シニガミサマに魂を狩られたから」だと。

なら……未来も……。

前に満月が話してたよな、シニガミサマのこと……。

————【深夜　月が1分だけ赤く光るらしくて、その時に憎い相手や恨んでいる奴の名を呟くとシニガミサマが魂を持って行ってくれるんだって】————

深夜……。

「もう……これしか……」

憂無は、数日前のちひろのような……暗い決意に満ちた目をしていた。

*風恋目線*
またか……。

本当に人間って……愚かだわ。

『風恋?　どうしたの?　』

ハッとして振り返ると燐獄と煉獄が私の顔を覗き込んでいた。

『何でもないです……それより、今日の依頼……』

私がそこまで言うと詩音がやってきてこういった。

『わかってるよ、風恋。……さて、んじゃあ帰ろうか』

私達4人は足早に教室を後にした。

今宵も世界は血で濡れる。

　　　続く