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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 考えると怖くなる!絶叫!怖い話!! ( No.2 )
- 日時: 2009/09/16 20:51
- 名前: 弥生 ◆DIs4HpeYZw (ID: lnyTOR8Z)
二段目 学校の渡り廊下
集団で渡る渡り廊下。
この学校では3人以上で手をつないで渡り廊下を渡らなければいけない。
「あ、あの!」
いつも1人の私は渡り廊下を渡れない。
いつも先生と一緒に渡ってた。
誰を呼んでも皆無視して三人で手を繋いで渡ってく。
1人で渡っても何もないだろう。
先生達も行ってしまった。
今日は気づかなかったのかな・・・・?
どうしよう。渡ろうかな。
怖いけど・・・勇気を出して・・・・。
走る。私は走った。今まで出したことがない速さで。
前にいる女の子・・・。
1人で歩いてる。
平気なのかな?大丈夫なのかな?
その女の子の肩があたってぶつかってしまった・・・。
「なんでぶつかんのよ!!!!!!!!」
すごく怒ってた。
金縛りにあった・・・足が動かないっ!!
「あなたも1人・・・・?珍しいね」
女の子は私に微笑んでくれた。
さっきの怖い顔は幻だったのかな?
「一緒に行こうよ!」
私は大声で声をかけた。
「いいよ?一緒にいこ・・・・」
手はひんやりとしてた。
「手・・・冷たいね」
私は微笑んだ。その子に向かって。
「あなたの手は熱い」
というその子・・・・。
そんなに熱いか?
まぁいいや・・・・。
一緒に行こう・・・・。
一緒にね・・・・・。
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