プロローグ8月12日。ぼくらは星に願いを託した。ぼくらは星を信じた。強く、強く信じた。なのに星は裏切った。あの日、星さえ信じてなく見に行かなかったら今も幸せは続いていた。なにも変わんない楽しい毎日が。今は地獄の寂しい日々。どこに行ったの?どうして行ったの?なぜ迎えに来てくれないの?ああ、正直者の星さんたち、なぜ僕たちを裏切ったの?