ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: ぼくのねがい。 ( No.12 )
日時: 2009/09/26 13:06
名前: 塊那 ◆WNOnmSP0qc (ID: CKpJ5zkK)
参照: ある意味歴女w三国志にハマってしまったバカですw周瑜が好きだぁ!!!!

三話目  教えてよ。


バンッ!!!


一階から何か叩きつけるような音がした。


多分星朝兄がまたモメごとがあって帰って来たんだろう。前出てったばっかなのに。


「ったくあいつら調子に乗ってんじゃねぇよ!!!」


壁を蹴る音がしたよほど腹立つことがあったのか、

何回も壁をずけずけ蹴っている。


「畜生・・・おい!飯は!?」


「・・・」


「おい!!いねーのかよ・・チッ」


あ、晩御飯忘れてた食べないと。


一階に下りてリビングにいくといつものテーブルにご飯が二つ。


朝兄がテレビを見ていた。


「食べないの?」


「うるせー」


「お腹すいてるんでしょ?」


「うるせぇっつってんだよ!!!!」


ま、いっか。


僕は独りでご飯を食べ始めた。


前までは家族と食べてた、昼兄ちゃんとも。


だが今はこんなに変った。


なんで。なんで。


「ねぇ。」


「あ?」


「星昼兄ちゃんのこと。知ってるんでしょ?」


「は?しらねぇよ」


「嘘吐くな」


「っ・・・ほんとにしらねぇよ・・・」


「ほんと?」


「だからほんとにって言ってるだろ!!」


「あともうその話はするなよ!!」


朝兄が呆れた顔をして立ち去ろうとする
「なんで・・・」


「なんで教えてくれないの?」


「は・・・?」


僕の右手には台所から持って来たものが煌びやかに光っていた。