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Re: 白銀の時計と黄金の唄 ( No.17 )
日時: 2009/09/22 17:55
名前: うみねこ (ID: kOmP6qDh)

第5話

朝食を食べ終えた、エミリアとユーリー。
2人はいつものように、ふらふらと街を歩いていた。
別に、買い物に行くとか、そういう目的はない。
ただ歩くだけ。
エミリアはこの時間が好きだった。

「・・・?ユーリー、私は視力悪くて見えないけどさ、あれ・・・」

エミリアはそう言って、遠くの方を指差した。
その先には、薄暗い道で首を絞められている少女の姿があった。

「助けに行きます!エミリアは此処で待って・・・」

「嫌!待たない!一緒に行くからッ!」

エミリアとユーリーは、走って助けに行く。