ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: 白銀の時計と黄金の唄 ( No.29 )
日時: 2009/09/28 22:15
名前: うみねこ (ID: 1SYkI3To)

第10話

同じ白銀の時計を持った者。
3人は、驚いた顔をしている。

「エミリア、これは・・・」

「・・・だね」

「何て言ったんですか?もう1回言って下さい」

「これは、運命だね!」

エミリアは目をキラキラ、と輝かせながら言った。
そう、これは運命!奇跡!
きっと何かの縁があるに違いない!

「運命、ですか?」

「うん!一応さ、もう1回だけ自己紹介しとくね!」

エミリアはニコニコと笑いながら言う。
それを、ユーリーは少し呆れた顔で見ていた。

「私は、エミリア・ダウストリア!よろしくね!」

「ユーリー・ヘッセ、です」

「朝日奈汐音です!よろしくお願いします」

この3人に、何か縁があるのでしょうか?
それはまだ分かりません。
しかし、何か、はもう既に、動き出しているのです。


『さぁ、唄わないといけないわね。きひひひひ!』