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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 白銀の時計と黄金の唄 ( No.34 )
- 日時: 2009/10/13 13:28
- 名前: うみねこ (ID: 6O9ALPGt)
第13話
「・・・ん」
エミリアはゆっくりと目を覚ました。
あれ?私・・・?ここはどこ?
そして、ゆっくりと起き上がる。
「・・・ユーリー?汐音?どこ?!」
ユーリーも汐音もいない。私しかいない。
エミリアが目を覚ました場所は不思議な空間だった。
まず、真っ暗。明かりがない。
ずっと暗闇が続いている・・・
「誰か、いないの?!ユーリー?汐音?!」
そして、周りにはいろんなものが浮かんでいた。
壊れた人形、オルゴール。お菓子の缶。
いろいろなリボン、可愛い服。
「・・・ッ。だれ、かぁぁぁぁぁーッ」
エミリアの叫びは誰にも届かなかった。
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